小田急刺傷事件別の女 性への殺人未遂疑いで再逮捕へ

小田急刺傷事件 別の女性への殺人未遂疑いで再逮捕へ

　東京の小田急線の車内で男が乗客を次々と包丁で襲った事件で、警視庁は、この男を殺人未遂などの疑いで、きょう再逮捕する方針です。

　この事件は、今月６日の午後８時半ごろ、世田谷区を走行中の小田急線の車内で、川崎市の無職・対馬悠介容疑者（３６）が乗客を次々と包丁で襲い、女子大学生が重傷を負ったものです。

　警視庁は、対馬容疑者を女子大学生とは別の５２歳の女性に対する殺人未遂などの疑いで、きょう再逮捕する方針です。対馬容疑者は、女子大学生を複数回刺したあと包丁を振り回しながら移動し、５２歳の女性の脇腹を切りつけ、大けがをさせたということです。

　対馬容疑者はこれまでの取り調べに対し、容疑を認めた上で、「電車なら逃げ場がなく、大量に人を殺せると思った」などと供述し、反省や謝罪の言葉はないということで、警視庁は事件の経緯を詳しく調べています。（27日00:23）



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